ニュース 2020/08/06 18:59
台湾EMS鴻海は月次売上高が最多更新、4Qも増収期待
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】電子機器の受託製造サービス(EMS)世界最大手、台湾・鴻海精密工業(ホンハイ:2317/TW)は5日、2020年7月の売上高が4033億2600万台湾ドル(約1兆4500億円)に達したと報告した。前月比で11.9%増、前年同月比で1.3%増となり、7月としては過去最高を記録。年初来でも月次最高を更新した。複数メディアが伝えた。
前月比でのパフォーマンスは、コンシューマー電子機器が最も好調。以下、パソコン端末、デバイス関連、クラウド・ネットワーク製品と続いた。
一方、1〜7月の累計売上高は前年同期比5.9%減の2兆6148億8500万台湾ドル。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたが、減少率は縮小傾向にある。
市場予想によると、第3四半期(7〜9月)を通じては、売上高が1兆2000億台湾ドルに達する見込み。前四半期比で6〜7%増収となる見込みだ。第4四半期(10〜12月)はさらに増収ペースが加速し、前四半期比で6割増の1兆9500億台湾ドルに達するとの予想がコンセンサス。米アップルの最新「iPhone」に加え、日系ゲーム機の受注増が見込まれている。
ホンハイは任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」などを受託生産する。6日時点の報道によると、任天堂は今期(21年3月期)のスイッチ生産台数を再び上方修正し、2500万台程度とする見込みだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前月比でのパフォーマンスは、コンシューマー電子機器が最も好調。以下、パソコン端末、デバイス関連、クラウド・ネットワーク製品と続いた。
一方、1〜7月の累計売上高は前年同期比5.9%減の2兆6148億8500万台湾ドル。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたが、減少率は縮小傾向にある。
市場予想によると、第3四半期(7〜9月)を通じては、売上高が1兆2000億台湾ドルに達する見込み。前四半期比で6〜7%増収となる見込みだ。第4四半期(10〜12月)はさらに増収ペースが加速し、前四半期比で6割増の1兆9500億台湾ドルに達するとの予想がコンセンサス。米アップルの最新「iPhone」に加え、日系ゲーム機の受注増が見込まれている。
ホンハイは任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」などを受託生産する。6日時点の報道によると、任天堂は今期(21年3月期)のスイッチ生産台数を再び上方修正し、2500万台程度とする見込みだ。
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