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  ニュース     2020/07/22 18:59

中国:華為5G対応スマホ生産世界TOPへ、通年7400万台でシェア31% 無料記事

世界の5G通信対応スマートフォンの年間生産台数ランキングで、世界上位6社のうち中国企業は4社を占めそうだ。なかでも華為技術(Huawei)は、5G端末分野で世界最大手に躍進する勢力がある。このほか維沃移動通信(vivo)、広東欧珀移動通信(OPPO)、小米集団(Xiaomi:1810/HK)の活躍も目覚ましい。集邦諮詢が22日に報告した。
 2020年通年のスマホ生産は、12億4300万台に上るとみられる。アンドロイド陣営だけでなく、下半期は世界大手のアップルも5Gスマホ市場に参入する見通しだ。年間の5Gスマホ生産台数に関しては、2億3500万台に拡大すると予測。生産数全体に占める比率は、18.9%に上昇すると分析した。
 米国との関係悪化に見舞われたものの、華為技術は20年に5G端末7400万台を生産する見通し。生産の世界シェア31%を確保するだろう。
 2位のアップルは7000万台で世界シェア30%、3位の韓国サムスン電子は2900万台で世界シェア12%を確保すると予想した。
 4位はvivoの2100万台(世界生産シェア9%)、5位はOPPO(One Plus、OPPO、Realmeを含む)の2000万台(世界生産シェア8%)、6位はXiaomiの1900万台(世界生産シェア8%弱)を見込んでいる。その他メーカーに関しては、合算でもシェアが2%にとどまると想定した。
 21年の見通しにも言及。5G対応端末の世界生産台数が5億台にまで伸びるとの見方を示した。スマホ生産全体に占める5G端末の比率については、39.5%に達するとみている。


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