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  ニュース     2020/07/13 19:26

ホンダがCATLと戦略提携、新エネ車用バッテリー共同開発 無料記事

 ホンダ(7267/東証1部)は10日、車載電池世界大手の寧徳時代新能源科技(CATL:300750/SZ)との間で、新エネルギー車用バッテリーに関する包括的戦略アライアンス契約を締結したと発表した。電動車普及加速に向けた戦略パートナーシップを強化する狙い。

 双方は両社の技術を活用した新エネルギー用バッテリーの共同開発、将来基礎技術の共同研究を推進。CATLはホンダ向けに電気自動車(BEV)を中心とした新エネルギー車向用バッテリーの安定供給を実現。2022年目途に中国生産モデルへの供給開始を予定している。将来的にはグローバルでの展開も視野に検討する。また、両社は将来を見据えたバッテリーリサイクルとリユースに向けたスキーム構築の領域においても今後協議を開始する。さらにホンダがCATLに資本参加。ホンダがCATLの実施する第三者割当増資を引き受ける形でCATL株の約1%を取得している。これにより、ホンダはCATLのトップ戦略パートナーとなり、商品競争力・コスト競争力のあるバッテリーを安定的に確保。CATLは今回の増資を通じてバッテリー開発強化、生産能力を更に拡大する。

 CATLは新エネルギー車用バッテリーシステム、エネルギー貯蓄システムの研究開発・生産・販売を手がける。ホンダは二輪・四輪・ライフクリエーション・航空機事業を世界で展開するモビリティメーカーであり、電動車開発において、グローバルでの電動化に向けた取り組みを加速している。技術協力、競争力の高いバッテリー供給体制を強化することで、両社はグローバルでの電動化目標達成を目指す構えだ。


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