ニュース 2021/01/08 19:00
アマゾンが中国で「AWS」ロゴ使用禁止に、商標権裁判で敗訴
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】北京市高級人民法院(高等裁判所に相当)はこのほど、米アマゾンが提供するクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」について、中国でのロゴ使用を禁じる判決を言い渡した。この裁判は、北京市のハイテク企業、炎黄盈動(ActionSoft)の提訴を受けて進められていたもの。一審判決では、中国に置ける「AWS」という商標の使用権は炎黄盈動に属するとの判決が下された。アマゾンはこれを不服として、最高人民法院にすでに上訴している。複数メディアが8日までに伝えた。
報道によると、炎黄盈動は2004年に「AWS」の商標登録を申請。08年に登録・使用が許可された。一方のアマゾンは12年に、笑顔を模した「AWS」ロゴの商標登録を申請したという。ただ同社は、02年から「AWS」ブランドを使用していると主張している。
一審判決により、アマゾンは中国で「AWS」ロゴを使用することができなくなる。また、炎黄盈動への賠償金として、総額7600万人民元(約12億円)を支払うよう命じられた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報道によると、炎黄盈動は2004年に「AWS」の商標登録を申請。08年に登録・使用が許可された。一方のアマゾンは12年に、笑顔を模した「AWS」ロゴの商標登録を申請したという。ただ同社は、02年から「AWS」ブランドを使用していると主張している。
一審判決により、アマゾンは中国で「AWS」ロゴを使用することができなくなる。また、炎黄盈動への賠償金として、総額7600万人民元(約12億円)を支払うよう命じられた。
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