ニュース 2021/07/07 19:00
米政府が中国学生ビザ発給拒否か、理工系500人以上
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】中国の理工系学生約500人に対し、米政府がビザの発給を拒否したもようだ。中国駐在の米大使館などが「移民国籍法」や「大統領令」を根拠に拒否したという。一部の学生は連名で米政府に、中国人留学生への差別をやめるよう求めた。チャイナデイリーが6日、消息筋情報として伝えた。
ビザ発給を拒否された約500人は、米国で博士や修士の学位取得を目指していた。専攻は電気・電子技術、コンピューター、機械、化学など理工系ばかり。ハーバード大学やエール大学などでの研究を計画しており、約4分の1はすでに米側の奨学金を得ていた。学生の大半はバイデン新政権の発足後にビザを申請していたという。
米学術機関の統計では、米国に留学する中国の理工系専攻学生は3000〜5000人。今回のビザ発給拒否で、すでに米国にいる中国人留学生を含め、多くの学生に影響がありそうだ。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国外交部の趙立堅・副報道局長は6日、中国人学生へのビザ発給拒否について「トランプ政権が残した毒が続いている」と批判。米中の正常な人的交流を損なうものだとして、米国政府に厳しく抗議したことを明らかにした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ビザ発給を拒否された約500人は、米国で博士や修士の学位取得を目指していた。専攻は電気・電子技術、コンピューター、機械、化学など理工系ばかり。ハーバード大学やエール大学などでの研究を計画しており、約4分の1はすでに米側の奨学金を得ていた。学生の大半はバイデン新政権の発足後にビザを申請していたという。
米学術機関の統計では、米国に留学する中国の理工系専攻学生は3000〜5000人。今回のビザ発給拒否で、すでに米国にいる中国人留学生を含め、多くの学生に影響がありそうだ。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国外交部の趙立堅・副報道局長は6日、中国人学生へのビザ発給拒否について「トランプ政権が残した毒が続いている」と批判。米中の正常な人的交流を損なうものだとして、米国政府に厳しく抗議したことを明らかにした。
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