ニュース 2021/03/09 19:00
中国:雲南で干ばつさらに深刻化、32万人が飲水不足
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】雲南省水利庁は8日、降水量減少のため、同省玉溪や昆明、曲靖、紅河などの各地で干ばつが深刻化していることを明らかにした。3日現在、飲み水不足に直面している住民は約32万2400人に上るという。中国新聞網が8日伝えた。
同省では、昨年の河川増水期から雨不足が続いており、各河川の平均水量は例年に比べて25%少ない。うち主要河川の珠江では、水量が例年に比べて本流で63%減、支流で32%減となっている。ダムや湖沼の水量も著しく減少している状況だ。
3日現在、飲み水不足に直面している住民は前週より3万1600人も増加。家畜9万3000頭の飲み水も不足しているほか、農地約2万5000ヘクタールが干ばつの被害を受けた。
省政府は井戸178カ所を掘削したほか、給水車4150台を出動させるなどの対策をとっている。ただ、省内の干ばつ被害はまだ始まったばかりで、今後、農作業が本格化するにつれて被害がさらに顕在化すると懸念されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同省では、昨年の河川増水期から雨不足が続いており、各河川の平均水量は例年に比べて25%少ない。うち主要河川の珠江では、水量が例年に比べて本流で63%減、支流で32%減となっている。ダムや湖沼の水量も著しく減少している状況だ。
3日現在、飲み水不足に直面している住民は前週より3万1600人も増加。家畜9万3000頭の飲み水も不足しているほか、農地約2万5000ヘクタールが干ばつの被害を受けた。
省政府は井戸178カ所を掘削したほか、給水車4150台を出動させるなどの対策をとっている。ただ、省内の干ばつ被害はまだ始まったばかりで、今後、農作業が本格化するにつれて被害がさらに顕在化すると懸念されている。
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