ニュース 2021/06/25 18:59
ベトナム鉄鋼の対中輸出倍増、1〜5月で110万トン
経済・統計
ベトナム税関総局によると、中国向けの鉄鋼輸出量は2021年1〜5月に110万トンとなり、前年同期の2倍に達した。鉄鋼輸出全体に占める中国向けの割合は22.5%に上った。VNエクスプレスが22日付で伝えた。
1〜5月の鉄鋼輸出量は全体で61.6%増の488万トン、輸出額は117.0%増の36億1000万米ドル(約4000億円)に上る。輸出先は中国のほか、欧州連合(EU)、カナダ、カンボジアが多かった。EU向けは前年同期比5倍の71万3000トン、メキシコは2.5倍の29万3000トンと大幅に増加。一方、カンボジア向けは1.5%減の58万4000トンに停滞した。
旺盛な輸出受注を背景に国内の鉄鋼は年初から40〜50%値上がり。その結果、国内建設業界ではコスト増で案件を遂行できない業者も出ている。こうした中、レ・ミン・カイ副首相は商工省に対し、価格安定化に向けた対策を行うよう指示。国内の鉄鋼需給が均衡するよう、輸出を減らす必要があると指摘している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
1〜5月の鉄鋼輸出量は全体で61.6%増の488万トン、輸出額は117.0%増の36億1000万米ドル(約4000億円)に上る。輸出先は中国のほか、欧州連合(EU)、カナダ、カンボジアが多かった。EU向けは前年同期比5倍の71万3000トン、メキシコは2.5倍の29万3000トンと大幅に増加。一方、カンボジア向けは1.5%減の58万4000トンに停滞した。
旺盛な輸出受注を背景に国内の鉄鋼は年初から40〜50%値上がり。その結果、国内建設業界ではコスト増で案件を遂行できない業者も出ている。こうした中、レ・ミン・カイ副首相は商工省に対し、価格安定化に向けた対策を行うよう指示。国内の鉄鋼需給が均衡するよう、輸出を減らす必要があると指摘している。
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