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  ニュース     2021/08/19 19:00

中国:武漢の新興ドローン企業、高精度計測で存在感 無料記事

 湖北省武漢市の新興ドローン企業が急成長している。武漢捷特航空科技有限公司(JTUAV)は回転翼と固定翼を組み合わせた大小のドローンモデルを開発した。製品の外販だけでなく、技術支援サービスなどを手掛けている。長江日報が19日付で伝えた。
 測絵遥感信息工程国家重点実験室研究開発センター傘下のドローン部門を前身とする捷特航空は、2015年に武漢市臨空経済開発区内の東西湖国家級海峡創業園区で発足。国土観察、電力、測量・測位、軍事・警備、消防、森林分野のドローンを相次ぎ開発した。1機当たりの価格は20万〜200万人民元(約340万〜3400万円)に設定している。
 捷特航空は武漢珞珈伊雲光電技術有限公司と研究開発で連携。LIDAR(レーザーレーダー)を搭載した高性能機種の開発に乗り出した。最新モデルは高度1500メートルで航行しながら、誤差2ミリメートルの超高精度計測を可能とする。ハイエンド機種のラインナップを充実させる計画だ。
 ハイテク企業の認定を得たことで各種の優遇を獲得。面積1平米当たりの月額賃料は、わずか10人民元に定められた。さらに3カ月の賃料減免待遇で迎えられている。


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