浙江省東陽市の地元警察はこのほど、放置自転車を盗んだとして、市内に住む夫婦2人を拘留した。2人の犯行が発覚したのは、彼らの愛犬がきっかけ。警察は監視カメラに映った犬を手がかりに、夫婦の自宅を突き止めた。中国新聞網が2日付で伝えた。
　夫婦が盗んだのは、駐輪場に長期間放置されていた電動自転車2台。タイヤの空気が抜けていたり、キズが目立つなどしていたりしたため、2人は持ち主がいないと判断。電動自転車を自宅に運んだ。
　しかしその後、持ち主が現れ、警察に通報。警察は監視カメラの映像で、犯人たちの後ろに付いて回っていた犬に注目した。犬の行き先を特定し、夫婦の自宅を突き止めたという。警察がそのいきさつを説明すると、夫婦はすぐに容疑を認めた。
　犬は夫婦の愛犬で、彼らがどこに行くにもその後ろを付いて回っていたという。


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