人工知能（AI）に関連した専利（特許、実用新案、意匠）出願数で、中国平安集団が世界3位の座を確保している。2018〜20年にかけた世界ランキングは、韓国サムスン電子、米IBM、中国平安集団の順。うち中国平安集団は9255件を積み上げている。国促会数字科技発展工作委員会と零壹財経が14日に共同発表した「世界AI専利ランキングTOP100」に記された。

　中国のテクノロジー企業グループは、競争力を左右するコア技術の研究・開発、知的財産権の保護に努めている。特にAI分野に注力してきた。過去3年で中国のAI関連専利出願数は倍増。17年末時点の32万4800件から今年11月末の66万7700件に106％も増加した。

　中国平安集団はフィンテック、医療テック、ブロックチェンの各分野でも中国上位に躍進している。大多数は発明特許で占められた。1〜11月のAI関連専利出願は3100件を超えている。このうち金融関連は233件、医療関連は207件、小売関連は166件を数えたという。


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