【亜州ビジネス編集部】財新とマークイットは1日、2021年6月の中国・製造業購買担当者景気指数（PMI）が51.3だったと報告した。市場予想（51.9）を下回り、前月実績の52.0から低下している。ただ節目の50を14カ月連続で超過している。PMIは50を上回れば、製造業の景況感改善を表す。

一方、中国国家統計局と中国物流購入連合会は6月30日、2021年6月の製造業購買担当者景気指数（PMI）が50.9だったと発表した。5月実績（51.0）から0.1ポイント低下したものの、市場予想（50.8）を上回っている。節目の50を16カ月連続で超過した。

　また、同月の非製造業PMIは53.5という結果。市場予想（55.3）に反し、前月実績（55.2）から低下した。PMIは50を下回れば、景況感が悪化している実態を表す。




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