ニュース 2021/08/13 19:00
湖北武漢が小米EV事業誘致、複数都市が名乗り
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国のスマートフォン大手、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が進める電気自動車(EV)参入計画について、複数都市による「誘致競争」が勃発しそうだ。湖北省の武漢市商務局はこのほど、小米EVプロジェクトの誘致に向け、同社と交流を行ったことを明らかにした。これまでの報道によると、武漢市のほか、合肥市(安徽省)、西安市(陝西省)、北京市、上海市の計5都市が小米にラブコールを送っているとされる。財経網など複数メディアが12日伝えた。
武漢市は自動車大手の東風汽車集団(489/HK)などが拠点を構え、自動車産業チェーンが整備されている都市。また、小米は2017年に湖北省政府と共同で投資ファンド「湖北小米長江産業基金」を立ち上げるなど、同省と良好な関係を築いている。
これまでの報道によると、複数都市が小米EV生産拠点の誘致に名乗りをあげているもよう。うち合肥市については7月末の時点で、安徽省政府が小米側と接触したとの情報が伝わった。同省の有力自動車メーカー、江淮汽車(600418/SH)が小米からEV生産を受託するとも報じられている。ただ、江淮汽車は今月10日、小米との提携交渉は行っていないとのコメントを発表した。
小米は今年3月、EV事業への新規参入を発表。今後10年間で関連事業に100億米ドル(約1兆1000億円)を投じる計画を明らかにした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
武漢市は自動車大手の東風汽車集団(489/HK)などが拠点を構え、自動車産業チェーンが整備されている都市。また、小米は2017年に湖北省政府と共同で投資ファンド「湖北小米長江産業基金」を立ち上げるなど、同省と良好な関係を築いている。
これまでの報道によると、複数都市が小米EV生産拠点の誘致に名乗りをあげているもよう。うち合肥市については7月末の時点で、安徽省政府が小米側と接触したとの情報が伝わった。同省の有力自動車メーカー、江淮汽車(600418/SH)が小米からEV生産を受託するとも報じられている。ただ、江淮汽車は今月10日、小米との提携交渉は行っていないとのコメントを発表した。
小米は今年3月、EV事業への新規参入を発表。今後10年間で関連事業に100億米ドル(約1兆1000億円)を投じる計画を明らかにした。
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