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  ニュース     2021/06/14 19:00

BYDの携帯受託生産事業、中国2位に浮上か 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】比亜迪(BYD:1211/HK)の王伝福・董事長はこのほど開かれたフォーラムで「われわれは多くの携帯電話を受託生産している。華為技術(ファーウェイ)携帯電話の大部分を製造してきた」と述べ、自社の携帯電話事業が大きく発展していることを強調した。ファーウェイ金属筐体機種の90%は、同社が生産しているという。11日付国際電子商城などが報じた。
 この発言はインターネット上で注目され、「信じられない」「中国メーカーの鏡だ」「BYDは富士康科技集団(フォックスコン)」に次ぐ携帯受託生産メーカーだ」などの反応が相次いだ。
 「富士康に次ぐ携帯生産メーカー」という指摘は、中国国内メーカーのみのランキングでは、極めて信ぴょう性が高いようだ。ただし、BYDは全世界の電子機器の受託製造サービス(EMS)企業ランキングで52位にすぎない。「BYDは富士康に次ぐ世界2位の携帯生産メーカー」という表現は、裏付けとなるデータが全くない。2019年頃に初めて登場しているが、BYDが宣伝したものではなく意図的に流されたうわさと考えられている。
 BYDの携帯部品、組立事業などの2020年売上高は、前年比12.5%増の約600億人民元(約1兆300億円)。総売上高の38.3%を占める。一方、自動車関連とその他の製品事業の売上高は32.8%増の839億9300万人民元に拡大した。なお、携帯受託生産事業を手掛ける傘下企業、比亜迪電子国際(BYDエレクトロニック・インターナショナル:285/HK)の20年利益は前年比3.4倍の54億4100万人民元に達している。


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