ニュース 2020/10/16 19:59
中国5Gサービスは韓国に「劣る」、華為幹部が指摘
産業・企業
中国の通信機器メーカー最大手、華為技術(ファーウェイ)幹部の丁耘近氏はこのほど、中国の第5世代(5G)移動通信サービスの質が韓国などに比べて「かなり劣る」と指摘した。中国の5G利用者は「ネットワークに接続できない」「電話の発信ができない」「通信品質が低い」などの問題に悩んでいるという。台湾メディアが15日伝えた。
丁氏によると、中国5G通信速度は「下り」が平均270Mbpsで、韓国の60Mbpsに比べて大きな開きがある。普及率も中国は5%で、韓国の20%を大きく下回る。
また、中国では5G基地局の電力消費の急増により、電力システムの負担が増大。中国の5G基地局の32%は電力が不足し、一部では電池容量が足りていないという。
このほか、韓国では5Gの商業サービス開始後、契約1件当たり平均収入(ARPU)が37%増加。通信キャリア3社は今年上半期に2ケタ増益を達成している。一方、中国の通信キャリアは現時点で5Gサービスによる利益を出せていない。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
丁氏によると、中国5G通信速度は「下り」が平均270Mbpsで、韓国の60Mbpsに比べて大きな開きがある。普及率も中国は5%で、韓国の20%を大きく下回る。
また、中国では5G基地局の電力消費の急増により、電力システムの負担が増大。中国の5G基地局の32%は電力が不足し、一部では電池容量が足りていないという。
このほか、韓国では5Gの商業サービス開始後、契約1件当たり平均収入(ARPU)が37%増加。通信キャリア3社は今年上半期に2ケタ増益を達成している。一方、中国の通信キャリアは現時点で5Gサービスによる利益を出せていない。
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