ニュース 2022/04/22 18:00
中国石油3社に「サハリン2」権益買収観測、英シェルと協議か
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】ロシア極東サハリンでの資源開発事業「サハリン2」について、中国の国有石油メジャー3社が英シェルの保有権益を買収する方向で交渉を開始したもようだ。ブルームバーグ通信が21日、消息筋情報として伝えたもの。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、シェルはロシア事業からの撤退を発表している。
報道によると、中国石油天然気集団(CNPC)、中国石油化工集団(SINOPEC)、中国海洋石油集団(CNOOC)の3社が合同でシェルと交渉を進めているという。シェルは現在、「サハリン2」の権益27.5%を保有する。ただ、交渉は初期段階で、合意に至らない可能性もあるようだ。シェルは他の買い手候補とも交渉する姿勢を維持している。
「サハリン2」プロジェクトにはシェルのほか、ロシア国営のガスプロム、日本の三菱商事、三井物産が出資している。今回の報道を受け、萩生田光一・経済産業相は22日の記者会見で、「状況をよく注視していきたい」と述べた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報道によると、中国石油天然気集団(CNPC)、中国石油化工集団(SINOPEC)、中国海洋石油集団(CNOOC)の3社が合同でシェルと交渉を進めているという。シェルは現在、「サハリン2」の権益27.5%を保有する。ただ、交渉は初期段階で、合意に至らない可能性もあるようだ。シェルは他の買い手候補とも交渉する姿勢を維持している。
「サハリン2」プロジェクトにはシェルのほか、ロシア国営のガスプロム、日本の三菱商事、三井物産が出資している。今回の報道を受け、萩生田光一・経済産業相は22日の記者会見で、「状況をよく注視していきたい」と述べた。
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