ニュース 2022/03/23 18:00
中国:若者に遺言書作成ブーム、SNSアカウントも相続項目に
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】「00後(2000年代生まれ)」など若い世代の間で、遺言を作成する人が増えている。預金など実物財産のほか、SNSアカウントなどのバーチャル財産を相続項目として書き残す人が増えているという。中国新聞網が21日付で伝えた。
発足から9年、合法的な遺言作成を手がける「中華遺嘱庫(遺言データバンク)」は現在、全国60カ所にサービスセンターを構える。2021年末までに、約31万件の遺言相談を行い、22万件以上の遺言を登録・保管した。
この間、遺言作成者の平均年齢は77.43歳から68.59歳へと低下。また直近2年では、「00後」の作成者が223人に達し、1年間で約14%増えている。
若者が遺言書を作成する理由としては、「何も言わずに死ぬのは心残り」といったものや、「銀行カードがどこにあるかわからないと残された家族が大変」といったものがある。このほか、残された家族が自分のSNSアカウントを操作できるように、そのIDやパスワードを遺言書に記す若者も多いという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
発足から9年、合法的な遺言作成を手がける「中華遺嘱庫(遺言データバンク)」は現在、全国60カ所にサービスセンターを構える。2021年末までに、約31万件の遺言相談を行い、22万件以上の遺言を登録・保管した。
この間、遺言作成者の平均年齢は77.43歳から68.59歳へと低下。また直近2年では、「00後」の作成者が223人に達し、1年間で約14%増えている。
若者が遺言書を作成する理由としては、「何も言わずに死ぬのは心残り」といったものや、「銀行カードがどこにあるかわからないと残された家族が大変」といったものがある。このほか、残された家族が自分のSNSアカウントを操作できるように、そのIDやパスワードを遺言書に記す若者も多いという。
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