【亜州ビジネス編集部】自動車製品の値下げが続いている。業界団体の全国乗用車市場信息聯席会（乗聯会）によると、今年1～2月に新エネルギー自動車（NEV）20車種以上の価格が引き下げられた。平均の値下げ幅は3万人民元（約62万3000円）に上るという。毎日経済新聞がこのほど伝えた。

　値下げの背景には、バッテリーコストの低下、技術の進歩、さらに市場競争の激化がある。競争圧力が強まるなか、外資合弁ブランドの場合、2024年通年の中国新車販売台数は、前年比15.7％の629万8900台に落ち込んだ。新車販売市場に占める比率も27.5％にまで縮小している。


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