ニュース 2022/04/27 18:00
中国DJIが露・ウクライナ事業一時停止、ドローン戦闘利用を回避
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国の小型無人機(ドローン)大手、大疆創新科技有限公司(DJI)は26日、ロシアとウクライナでの事業を一時的に停止すると発表した。自社製品が戦闘に使用されることを避けるため。ロシアによるウクライナ侵攻以来、ロシアへの販売を停止した中国大手企業は同社が初めてという。
ロイター通信が27日伝えたもの。DJIは「各地域におけるコンプライアンス要件を社内で再評価している」とコメント。「評価が終わるまで、一時的にロシアとウクライナでの全ての事業活動を停止する」と表明した。
ただ、ロシアとウクライナでの事業停止は、「特定の国に対する立場を表明するものではない」とも強調。自社製ドローンが戦闘に使用されることがないよう、これらの国での販売を一時的に停止すると説明した。
これまでの報道によると、ウクライナの政府関係者や市民は、DJIがウクライナ軍のデータをロシアにリークしていると非難。DJIは3月、こうした非難を「事実無根」などと否定している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ロイター通信が27日伝えたもの。DJIは「各地域におけるコンプライアンス要件を社内で再評価している」とコメント。「評価が終わるまで、一時的にロシアとウクライナでの全ての事業活動を停止する」と表明した。
ただ、ロシアとウクライナでの事業停止は、「特定の国に対する立場を表明するものではない」とも強調。自社製ドローンが戦闘に使用されることがないよう、これらの国での販売を一時的に停止すると説明した。
これまでの報道によると、ウクライナの政府関係者や市民は、DJIがウクライナ軍のデータをロシアにリークしていると非難。DJIは3月、こうした非難を「事実無根」などと否定している。
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