ニュース 2022/03/28 18:00
中国:動力電池システム開発加速、華為は充電5分で走行200km 
産業・企業
華為が2021年に投入した高電圧ユニバーサル電気駆動システム「DriveONE」は、すでに自動車メーカー10社以上、ハイエンドモデルに採用されている。マイクロコントロールユニット(MCU)、モーター、ギアボックス、DC-DCコンバーター(DCDC)、配電ユニット(PDU)、オンボード充電器(OBC)、バッテリー管理ユニット(BCU)などのコンポーネントと電源コンポーネントを統合した。充電10分で航続200kmを達成している。さらに高性能化を推進する戦略だ。
このほか欣旺達電動汽車電池(欣旺達:300207/SZ)、孚能科技(688567/SH)なども、高電圧の充電システムを開発している。欣旺達は22年末に充電10分間で航続400kmの新システムを発売する予定。純電気自動車向け急速充電で航続700kmを達成させる見込みだ。孚能科技は800ボルトの急速充電システムを開発済み。今年下半期にも、ロータス(LOTUS)ブランドの新型車に搭載されるという。
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