【亜州ビジネス編集部】米テスラ（TSLA/NASDAQ）が上海市内に擁する中国現地工場では、今年1〜7月にかけた納車台数が累計約32万3000台規模に拡大した。うち中国向けは20万6000台（64％）に伸びている。中国新聞網が4日に伝えた。
　「テスラ上海ギガファクトリー」は浦東新区臨港江山路5000号に位置する。生産ラインのグレードアップを通じ、年産能力は足元で75万台を超えた。最新技術を導入したフリーモント工場（カリフォルニア州アラメダ郡）より生産技術をさらに向上させている。
　テスラのスーパーチャージャーステーション設置は、6月末時点で中国1200カ所あまりに達した。スーパーチャージャーの総数は8700基を上回っている。
　「テスラ上海ギガファクトリー」の2021年出荷台数は48万台あまり。世界出荷台数の5割を超えた。最も重要な輸出拠点であり、生産拠点でもある。テスラの21年生産は93万6400台、納車は93万6200台を数えた。


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