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  ニュース     2022/04/15 18:00

21年ディスプレイ販売額シェア、中国41.5%で世界TOP躍進 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】韓国ディスプレイ産業協会(KDIA)の13日発表によると、液晶パネル(LCD)と有機EL(OLED)を合わせた2021年の世界ディスプレイ市場の販売額シェアで、中国が41.5%を獲得して初めて年間ベースで首位に立った。韓国は04年に日本から奪った首位の座を17年で明け渡している。14日付ビジネスコリアなどが報じた。
 韓国は18年にはシェア42.6%で中国の25.0%を大きくリードしていたが、20年には韓国36.8%、中国36.7%と肉薄を受けた。そして21年は逆転された上で8.3ポイントの差を付けられた。
 中国はLCD販売額では既に18年に世界首位に立っており、21年はシェアを50.7%まで拡大した。韓国は有機ELでは21年も82.8%のシェアを確保した。しかし、中国は同分野でも京東方科技集団(BOEテクノロジー・グループ:200725/SZ)、天馬微電子(ティエンマ・マイクロエレクトロニクス:000050/SZ)などの大手メーカーが投資を拡大しており、今後2年で生産量が韓国を上回るとみられる。
 LGディスプレイ(LGD)による大型テレビ用有機ELパネル市場の独占も続かなくなる見通しだ。中国企業は26年に同分野で少なくとも15.5%のシェアを獲得すると予測されている。


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