ニュース 2022/03/16 18:00
米税関が李寧製品の輸入差し止め、「北朝鮮労働力を利用」指摘
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】米税関・国境保護局(CBP)は15日、中国スポーツ用品メーカーの李寧(リーニン:2331/HK)が生産した全ての製品について、14日から米国の入港地で差し止めていることを明らかにした。同社がサプライチェーンにおいて、北朝鮮の労働力を利用していることが理由と説明している。
「敵対者に対する制裁措置法(CAATSA)」に基づく措置。通知から30日以内に、当該製品が強制労働などによって生産されたものではないという明確かつ説得力のある証拠を李寧が提出しない限り、同社製品の輸入は差し止められる。製品は押収・没収の対象となる可能性もある。
李寧はスポーツ衣料の国産ブランド大手。「李寧(LI-NING)」ブランドを主力に、中価格帯のスポーツ用品市場で圧倒的な知名度を誇る。21年6月末時点で小売店舗は6745カ所。自社ブランドのほか、代理店または合弁会社の形で「AIGLE」「Danskin」「Kason」ブランドも扱う。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
「敵対者に対する制裁措置法(CAATSA)」に基づく措置。通知から30日以内に、当該製品が強制労働などによって生産されたものではないという明確かつ説得力のある証拠を李寧が提出しない限り、同社製品の輸入は差し止められる。製品は押収・没収の対象となる可能性もある。
李寧はスポーツ衣料の国産ブランド大手。「李寧(LI-NING)」ブランドを主力に、中価格帯のスポーツ用品市場で圧倒的な知名度を誇る。21年6月末時点で小売店舗は6745カ所。自社ブランドのほか、代理店または合弁会社の形で「AIGLE」「Danskin」「Kason」ブランドも扱う。
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