中国の上海市では9月27日から10月3日にかけて、一部エリアで計画停電が実施される。一般世帯向け、商業向け、いずれも対象となる予定だ。送電会社の国家電網公司による通知文書がSNS上で拡散され、それを複数の現地メディアが報じた形。電力不足を背景に、中国各地で供給制限が実施されていることから、上海市の今回の計画停電についても注目を集める格好となった。

　ただ、国家電網公司は今回の措置について、「通常の計画停電に過ぎない」と説明。「計画停電」とは、設備の検修、配電網やメーターの改良などのために実施するもので、電力不足による供給制限とは異なる性質のものだと強調した。


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