ニュース 2022/08/08 18:00
中国:7月米ドル建て輸出18%増と予想上振れ、輸入は下振れ
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】今年7月の輸出入総額は、中国全体で前年同月比11.0%増の5646億6000万米ドル(約76兆円)に拡大した。うち輸出は18.0%増の3329億6000万米ドルとなり、今年最大の伸び。増加率は前月の17.9%からやや加速し、市場予想(14.1%)を上回っている。一方、輸入は2.3%増の2317億米ドルに伸び、増加率は前月の1.0%から加速。ただ、市場予想(4.0%)を下振れた。貿易収支は1012億7000万米ドルの黒字。海関総署(税関)が7日発表した。
1〜7月の累計では、輸出入総額が前年同期比10.4%増の3兆6430億7000万米ドルに拡大している。うち輸出が14.6%増の2兆626億8000万米ドル、輸入が5.3%増の1兆5803億8000万米ドル。貿易黒字は4823億米ドルだった。
一般貿易の輸出入総額(人民元ベース)は、1〜7月に前年同期比14.5%増の15兆1700億人民元。輸出入全体に占める割合は64.3%となり、前年同期に比べて2.3ポイント拡大した。うち輸出は20.7%増の8兆6000億人民元、輸入は7.3%増の6兆5700億人民元に伸びている。
相手国・地域別の輸出額(米ドルベース)は1〜7月に総じて拡大。インドが37.0%、欧州連合(EU)が19.7%、アセアンが18.9%、韓国が17.8%、米国が15.0%、台湾が14.7%、日本が6.4%ずつ増加した。半面、香港は10.2%減。アセアンは20年から対中国輸出入額でEUを上回り、中国最大の貿易相手となっている。
品目別の輸出額(人民元ベース)は、輸出全体の56.6%を占める機械・電気設備の輸出額が1〜7月に前年同期比10.1%増の7兆5700億人民元。一方、労働集約型製品の輸出額は15.2%増の2兆4100億人民元で、全体の15.2%を占めた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
1〜7月の累計では、輸出入総額が前年同期比10.4%増の3兆6430億7000万米ドルに拡大している。うち輸出が14.6%増の2兆626億8000万米ドル、輸入が5.3%増の1兆5803億8000万米ドル。貿易黒字は4823億米ドルだった。
一般貿易の輸出入総額(人民元ベース)は、1〜7月に前年同期比14.5%増の15兆1700億人民元。輸出入全体に占める割合は64.3%となり、前年同期に比べて2.3ポイント拡大した。うち輸出は20.7%増の8兆6000億人民元、輸入は7.3%増の6兆5700億人民元に伸びている。
相手国・地域別の輸出額(米ドルベース)は1〜7月に総じて拡大。インドが37.0%、欧州連合(EU)が19.7%、アセアンが18.9%、韓国が17.8%、米国が15.0%、台湾が14.7%、日本が6.4%ずつ増加した。半面、香港は10.2%減。アセアンは20年から対中国輸出入額でEUを上回り、中国最大の貿易相手となっている。
品目別の輸出額(人民元ベース)は、輸出全体の56.6%を占める機械・電気設備の輸出額が1〜7月に前年同期比10.1%増の7兆5700億人民元。一方、労働集約型製品の輸出額は15.2%増の2兆4100億人民元で、全体の15.2%を占めた。
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