ニュース 2021/12/16 18:00
中国:CO2取引活発化、102日営業日で累計1億トン超え
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】上海環境能源交易所による二酸化炭素(CO2)排出権の取引量は、12月15日に1億トンの大台乗せを達成した。全国網羅の取引プラットフォームが正式稼働した7月16日以来、102営業日目を数える。中国新聞網などが伝えた。
15日までの累計では、取引量が1億700万トン、取引額が44億2600万人民元(約792億2500万円)に上る。
1日の平均取引量は、始動した7月が約54万トンに達したものの、8月以降は減少傾向が持続。8〜10月の1日当たり取引量は平均25万トンにまで細った。ただ、排出権を分配した11月以降、商いは再び活発化している。11月以降の1日当たり取引量は平均264万4000トンに拡大した。12月14日には開所以来で最高の1488万800トンを記録。1000万トンの大台を一気に突破した。
中国生態環境部は10月23日、「全国CO2取引市場の排出権分配作業に関する通知」を公布。各省・直轄市・自治区の当局に対し、2021年12月15日までに分配を終えるよう指導した。取引に参加する重点CO2排出企業・単位には、31日17時までに取引契約を履行するよう求めている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
15日までの累計では、取引量が1億700万トン、取引額が44億2600万人民元(約792億2500万円)に上る。
1日の平均取引量は、始動した7月が約54万トンに達したものの、8月以降は減少傾向が持続。8〜10月の1日当たり取引量は平均25万トンにまで細った。ただ、排出権を分配した11月以降、商いは再び活発化している。11月以降の1日当たり取引量は平均264万4000トンに拡大した。12月14日には開所以来で最高の1488万800トンを記録。1000万トンの大台を一気に突破した。
中国生態環境部は10月23日、「全国CO2取引市場の排出権分配作業に関する通知」を公布。各省・直轄市・自治区の当局に対し、2021年12月15日までに分配を終えるよう指導した。取引に参加する重点CO2排出企業・単位には、31日17時までに取引契約を履行するよう求めている。
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