ニュース 2022/07/29 18:00
中国:騰訊と華為もネット配車参入、プラットフォーム提供へ
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国のIT大手がインターネット配車サービス分野に相次ぎ新規参入している。直近では、騰訊HD(Tencent700/HK)と華為技術有限公司(Huawei)の試験的な事業開始が伝えられた。すでに多数の既存企業が事業を続けているものの、ネット配車サービス市場の伸びしろは大きいとみられている。毎日経済新聞が7月27日付で報じた。
騰訊は微信(WeChat)アプリを通じ、配車サービス「騰訊出行」の試験投入に乗り出している。カバーエリアは北京市や上海市、武漢市など1〜2線都市に拡大させた。
一方、華為はネット配車サービスプラットフォーム「Petal出行」を開発済み。7月から神州専車、首汽約車に対し、体験版の提供に着手した。サービスエリアは北京、深セン、南京の3都市。今後はさらに多数の都市で展開する予定だ。総合ネット配車サービスの総合プラットフォームとなることを目指す。
両者のビジネスモデルは、自社でネット配車サービスを完結させないという共通点がある。消費者と配車企業を最適にマッチングさせることで仲介料を徴収する戦略だ。
中国銀河証券の報告によると、ハイヤー、ネット配車、ライドシェア(相乗り)、運転代行などを含めたネット配車全体の市場規模は、2022年に全国4190億人民元(約8兆7700億円)まで拡大する見通し。25年には8620億人民元に伸びるとみられるという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
騰訊は微信(WeChat)アプリを通じ、配車サービス「騰訊出行」の試験投入に乗り出している。カバーエリアは北京市や上海市、武漢市など1〜2線都市に拡大させた。
一方、華為はネット配車サービスプラットフォーム「Petal出行」を開発済み。7月から神州専車、首汽約車に対し、体験版の提供に着手した。サービスエリアは北京、深セン、南京の3都市。今後はさらに多数の都市で展開する予定だ。総合ネット配車サービスの総合プラットフォームとなることを目指す。
両者のビジネスモデルは、自社でネット配車サービスを完結させないという共通点がある。消費者と配車企業を最適にマッチングさせることで仲介料を徴収する戦略だ。
中国銀河証券の報告によると、ハイヤー、ネット配車、ライドシェア(相乗り)、運転代行などを含めたネット配車全体の市場規模は、2022年に全国4190億人民元(約8兆7700億円)まで拡大する見通し。25年には8620億人民元に伸びるとみられるという。
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