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  ニュース     2019/03/20 16:02

世界の18年特許出願数、中国華為が2年連続で世界首位 無料記事

 中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)が特許出願数で2年連続の世界首位を確保した。世界知的所有権機関(WIPO)が19日発表したリポートによると、華為の国際特許出願数は2018年に5405件。前年の4024件に比べて34.3%増加し、2位に付けた三菱電機(2812件)の2倍近くに達した。

 3〜10位は順に、インテルの2499件、クアルコムの2404件、中興通訊(ZTE)の2080件、サムスン電子の1997件、京東方科技(BOE)の1813件、LG電子の1697件、エリクソンの1645件、ロバート・ボッシュの1524件。中国企業が3社ランクインした。

 地域別では、米国が5万6142件でトップ。これに中国の5万3345件、日本の4万9702件が続く。ただ、米国の出願数が0.9%減少したのに対し、中国は9.1%増加した(日本は3.1%増)。一部では19年にも、中国の出願数が米国を上回る可能性が指摘されている。

 一方、国際商標登録の出願件数ではノバルティスが174件で首位。2位はロレアルの169件、3位はダイムラーの129件だった。上位10社に中国企業は入っていない。国別の上位は、米国の8825件(前年比11.9%増)、ドイツの7495件(同2.4%増)、中国の6900件(同7.9%増)だった。


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