ニュース 2021/08/31 18:00
中国版「ゆとり教育」始動、小学1〜2年の筆記テスト廃止など
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】中国が「ゆとり教育」を標榜し始めている。中国教育部は8月30日、9月から始まる新学期に言及し、義務教育の学習負担を軽減するよう各教育機関に求めた。先ごろ公布した「義務教育学校試験管理の強化に関する通知」に触れ、小学1〜2年生の筆記試験廃止、3〜6年生の学期末試験のみ容認と説明。中学では中間試験と期末試験のみ実施するよう要求した。
学習範囲を大きく超える課題提示の禁止、試験結果順位の公開禁止、重点教育クラスの廃止、教師のフレックスタイム制導入なども指導。生徒の個人評価に関しては、試験のみに頼らず、イノベーション精神の多寡などを総合的に勘案するよう求めた。
中国政府は生徒の教育負担を減らす方針を示している。各省の教育機関に対し、国務院の教育監督指導委員会弁公室は先ごろ、8月30日から半月ごとに「双減」(義務教育期の負担軽減、学習塾での負担軽減)作業の進ちょく状況を報告するよう命じた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
学習範囲を大きく超える課題提示の禁止、試験結果順位の公開禁止、重点教育クラスの廃止、教師のフレックスタイム制導入なども指導。生徒の個人評価に関しては、試験のみに頼らず、イノベーション精神の多寡などを総合的に勘案するよう求めた。
中国政府は生徒の教育負担を減らす方針を示している。各省の教育機関に対し、国務院の教育監督指導委員会弁公室は先ごろ、8月30日から半月ごとに「双減」(義務教育期の負担軽減、学習塾での負担軽減)作業の進ちょく状況を報告するよう命じた。
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