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  ニュース     2022/06/17 18:00

政府系機関がメタバース産業連盟立ち上げ、百度など参加 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】工業情報化部の直属機関、中国信息通信研究院はこのほど、メタバース産業の発展に向けて「虚偽現実・元宇宙産業聯盟(XRMA)」を立ち上げると発表した。華為技術(ファーウェイ)、百度集団(バイドゥ:9888/HK)、京東方科技集団(BOEテクノロジー・グループ:200725/SZ)、商湯集団(センスタイム・グループ:20/HK)や通信キャリアなど70社近くが参加。信息通信研究院のチーフエンジニア、敖立氏が理事長を務める。香港経済日報など複数メディアが16日伝えた。
 同連盟では、仮想現実(VR)や音声・映像コンテンツ分野での経験と蓄積を生かし、メタバースにおける重要課題をフォローアップしていく。イマーシブ(没入型)オーディオ、XR端末、バーチャルアバター、革新的アプリケーション、コンテンツ制作などの主要分野でワーキンググループを設置。新技術、新規格、新アプリケーション、新産業形態を模索する。
 中国のメタバース産業では、百度が昨年12月に国内初となるメタバース製品「希壌(シーラン)」を発表した。専用アプリを使い、アバターを使って空間内部で別の利用者と交流したり観光したりできる。「希壌」は百度が独自開発したもので、最大で10万人が同時利用可能という。


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