ニュース 2022/07/22 18:00
中国:上半期可処分所得ランキング、北京が3.9万元で首位浮上
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国の国家統計局は21日、2022年上半期(1〜6月)の省別可処分所得データを発表した。それによると、北京市が3万9391人民元(約80万円)で首位。前年トップの上海市を上回った。2位の上海市は3万8996人民元、3位の浙江省は3万2443人民元となっている。中新経緯が22日伝えた。
北京市の可処分所得は名目ベースで前年同期比3.9%増加。一方、上海市では同3.4%減少した。上海市では3月末〜5月にかけ、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)が実施されており、これが影響した可能性が指摘されている。
ほか4〜10位は順に、江蘇省(2万6329人民元)、天津市(2万5454人民元)、広東省(2万4749人民元)、福建省(2万2594人民元)、山東省(1万9129人民元)、重慶市(1万8923人民元)、遼寧省(1万8326人民元)だった。ワースト3はそれぞれ、チベット自治区(1万639人民元)、甘粛省(1万672人民元)、新疆ウイグル自治区(1万748人民元)。
統計局によると、22年上半期の国民1人当たり可処分所得は平均1万8463人民元だった。名目ベースで前年比4.7%増、物価変動要因を除いた実質ベースで同3.0%増。実質ベースの増加率は同期の実質GDP成長率(2.5%)をやや上回った。
これらのデータから、可処分所得が全国平均を上回っているのは、北京市、上海市、浙江省、江蘇省、天津市、広東省、福建省、山東省、重慶市の9省市となる。
一方、チベット自治区は可処分所得でワースト1となったものの、名目ベースの増加率は10.4%で最大だった。このほか、貴州省(6.9%)、湖北省(6.9%)、四川省(6.8%)、重慶市(6.4%)、新疆ウイグル自治区(6.3%)、湖南省(6.2%)などが全国平均の伸び率を上回っている。
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北京市の可処分所得は名目ベースで前年同期比3.9%増加。一方、上海市では同3.4%減少した。上海市では3月末〜5月にかけ、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)が実施されており、これが影響した可能性が指摘されている。
ほか4〜10位は順に、江蘇省(2万6329人民元)、天津市(2万5454人民元)、広東省(2万4749人民元)、福建省(2万2594人民元)、山東省(1万9129人民元)、重慶市(1万8923人民元)、遼寧省(1万8326人民元)だった。ワースト3はそれぞれ、チベット自治区(1万639人民元)、甘粛省(1万672人民元)、新疆ウイグル自治区(1万748人民元)。
統計局によると、22年上半期の国民1人当たり可処分所得は平均1万8463人民元だった。名目ベースで前年比4.7%増、物価変動要因を除いた実質ベースで同3.0%増。実質ベースの増加率は同期の実質GDP成長率(2.5%)をやや上回った。
これらのデータから、可処分所得が全国平均を上回っているのは、北京市、上海市、浙江省、江蘇省、天津市、広東省、福建省、山東省、重慶市の9省市となる。
一方、チベット自治区は可処分所得でワースト1となったものの、名目ベースの増加率は10.4%で最大だった。このほか、貴州省(6.9%)、湖北省(6.9%)、四川省(6.8%)、重慶市(6.4%)、新疆ウイグル自治区(6.3%)、湖南省(6.2%)などが全国平均の伸び率を上回っている。
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