ニュース 2021/11/12 18:00
中国:メタバース団体「元宇宙産業委員会」が誕生、産業研究など推進
経済・統計
モバイル通信業界団体である中国移動通信聯合会(CMCA)の傘下機関として11日、「元宇宙産業委員会」が設立された。「元宇宙」とは、米フェイスブックの社名変更で一躍注目を集めている「メタバース」の中国語訳。メタバースに関する業界団体が中国で設立されるのは、これが初めてだ。上海証券報が12日伝えた。
報道によると、同委員会はメタバース産業の研究、メタバース概念の普及、業界内の協力推進などを行う。同委員会は「メタバースを各場面で応用することによりデジタル経済の高品質な発展を実現でき、人類にデジタル世界の新たな空間を切り開くことなる」とコメント。メタバースの応用によるイノベーションの進展に期待感を示した。
なお、母体となるCMCAには、中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)、中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)の3大国有通信キャリアや、通信設備大手の華為技術(ファーウェイ)、中興通訊(ZTE:763/HK)などが参加している。
メタバースは多人数が参加可能で参加者がその中で自由に行動できる、通信ネットワーク上に作成された仮想空間を指す。メタ(meta)とユニバース (universe) を合成した造語で、SF作家ニール・スティーヴンスン氏の1992年著作「スノウ・クラッシュ」に登場するインターネット上に共有された3次元仮想空間。ネット空間のコンセプトモデルやサービスの総称として世界的に定着した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報道によると、同委員会はメタバース産業の研究、メタバース概念の普及、業界内の協力推進などを行う。同委員会は「メタバースを各場面で応用することによりデジタル経済の高品質な発展を実現でき、人類にデジタル世界の新たな空間を切り開くことなる」とコメント。メタバースの応用によるイノベーションの進展に期待感を示した。
なお、母体となるCMCAには、中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)、中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)の3大国有通信キャリアや、通信設備大手の華為技術(ファーウェイ)、中興通訊(ZTE:763/HK)などが参加している。
メタバースは多人数が参加可能で参加者がその中で自由に行動できる、通信ネットワーク上に作成された仮想空間を指す。メタ(meta)とユニバース (universe) を合成した造語で、SF作家ニール・スティーヴンスン氏の1992年著作「スノウ・クラッシュ」に登場するインターネット上に共有された3次元仮想空間。ネット空間のコンセプトモデルやサービスの総称として世界的に定着した。
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