ニュース 2022/07/20 18:00
中国:指標金利「LPR」7月も据え置き、政策効果の見極め継続
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の1年物を3.70%に据え置いた。据え置きは5カ月連続。住宅ローン金利の指標となる5年物LPRについても、前月と同じ4.45%を維持している。市場予想では、いずれも据え置き予想となっていた。
LPRの据え置きについて、人民銀は引き続き、これまでの政策効果を見極める方針とみられている。また、複雑な内外環境の中、一部の銀行が利ざや縮小圧力に直面していることを考慮したとの声も聞かれる。
LPRは人民銀が2019年8月から公表を開始(毎月20日に発表、休日の場合は翌営業日)。従来のLPR算出方法を見直し、MLF金利に緩やかに連動するようにした。うち1年物LPRは「実質的な政策金利」とも呼ばれる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
LPRの据え置きについて、人民銀は引き続き、これまでの政策効果を見極める方針とみられている。また、複雑な内外環境の中、一部の銀行が利ざや縮小圧力に直面していることを考慮したとの声も聞かれる。
LPRは人民銀が2019年8月から公表を開始(毎月20日に発表、休日の場合は翌営業日)。従来のLPR算出方法を見直し、MLF金利に緩やかに連動するようにした。うち1年物LPRは「実質的な政策金利」とも呼ばれる。
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