ニュース 2021/10/28 18:00
中国:クリーンエネ規模が急拡大、太陽光新設は8年連続世界TOP
経済・統計
中国がエネルギーのクリーン化計画を進めている。太陽光発電の分野では、2013〜20年にかけた8年連続で増設容量が世界最多を独走した。技術レベルの向上が進展するなか、多結晶シリコン素材、ソーラー発電モジュール、ソーラー発電装置の各分野で世界最多を更新している。国務院新聞弁公室が27日に発表した白書「気候変動に対応する中国の政策と行動」に記された。
中国製のソーラー発電部材は、世界200カ国・地域以上に輸出されている。世界のクリーン電源コスト引き下げに貢献してきた。新型蓄電装置の総容量に関しても、中国は世界最多の約330万キロワット(kW)に伸ばしたという。
一次エネルギー消費に占める非化石の比率も上昇しつつある。05年の7.4%から20年の15.9%まで8.5ポイントも高まったと指摘した。
非化石エネルギー電源を利用する発電装置の総容量は20年末時点で概算9億8000万kW。全体の44.7%を占めるまでに拡大した。内訳は、水力が3億7000万kW、風力が2億8000万kW、太陽光が2億5000万kW、原子力が4989万kW、バイオマスが2952万kWとなっている。うち太陽光と風力については、05年と比べてそれぞれ3000倍以上、200倍以上に増加した。
新エネルギー自動車(NEV)の分野でも、中国は世界トップに立っている。直近6年連続で世界最大の販売市場に躍進した。今年6月末時点の保有台数は、全国で合計603万台を数えたという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国製のソーラー発電部材は、世界200カ国・地域以上に輸出されている。世界のクリーン電源コスト引き下げに貢献してきた。新型蓄電装置の総容量に関しても、中国は世界最多の約330万キロワット(kW)に伸ばしたという。
一次エネルギー消費に占める非化石の比率も上昇しつつある。05年の7.4%から20年の15.9%まで8.5ポイントも高まったと指摘した。
非化石エネルギー電源を利用する発電装置の総容量は20年末時点で概算9億8000万kW。全体の44.7%を占めるまでに拡大した。内訳は、水力が3億7000万kW、風力が2億8000万kW、太陽光が2億5000万kW、原子力が4989万kW、バイオマスが2952万kWとなっている。うち太陽光と風力については、05年と比べてそれぞれ3000倍以上、200倍以上に増加した。
新エネルギー自動車(NEV)の分野でも、中国は世界トップに立っている。直近6年連続で世界最大の販売市場に躍進した。今年6月末時点の保有台数は、全国で合計603万台を数えたという。
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