ニュース 2022/05/06 18:00
中国:水中ドローン操縦士不足、需要増も国内わずか200人
労働
【亜州ビジネス編集部】中国で遠隔操作型の無人潜水機(ROV=水中ドローン)の操縦士が不足し、業界関係者が先行きの不安を指摘している。操縦士の数は世界で2万人を超える一方、中国国内ではわずか200人にとどまる状況だ。中国新聞網が2日付で伝えた。
本格的なROVは主に、海底油田の関連作業や海難救助、研究などに使用されている。中国海洋石油(CNOOC:883/HK)傘下のエンジニアリング会社、中国海油海洋石油工程の韓超氏は中国のROV操縦の第一人者だ。
韓氏がROVの操縦にかかわり始めた十数年前、現場の操縦士は外国人が中心で、韓氏はそうした操縦士の下で働きながら、高度な技術を取得したという。
韓氏は後に、中国で初めて、国際海洋請負業者協会(IMCA)が認定するROV操縦管理者の資格証を取得した。国内のROV操縦需要が増えてきたことから、同氏は操縦士不足を解消し、国際的に通用する技術を持つ人材を育てることが重要だと訴えている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
本格的なROVは主に、海底油田の関連作業や海難救助、研究などに使用されている。中国海洋石油(CNOOC:883/HK)傘下のエンジニアリング会社、中国海油海洋石油工程の韓超氏は中国のROV操縦の第一人者だ。
韓氏がROVの操縦にかかわり始めた十数年前、現場の操縦士は外国人が中心で、韓氏はそうした操縦士の下で働きながら、高度な技術を取得したという。
韓氏は後に、中国で初めて、国際海洋請負業者協会(IMCA)が認定するROV操縦管理者の資格証を取得した。国内のROV操縦需要が増えてきたことから、同氏は操縦士不足を解消し、国際的に通用する技術を持つ人材を育てることが重要だと訴えている。
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