ニュース 2022/04/06 18:00
中国:1〜2月家電販売額13%増、全国2.57兆円規模
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】今年1〜2月の家電・音響映像機器販売額(売上一定規模以上の小売業)は、中国全体で前年同月比12.7%増の1321億3000万人民元(約2兆5700億円)に上っている。12月は6.0%減と4カ月ぶりのマイナス成長を喫したが、1〜2月の累計では回復した。2021年年間では、10.0%増と2年ぶりのプラス成長を確保している。国家統計局が発表した。
1〜2月にかけた通信機器類の小売販売額は、4.8%増の1096億9000万人民元に達し、伸びは12月の0.3%を上回った。国内出荷台数は低迷が続いたものの、平均価格の上昇が販売額の増加に貢献したと考えられる。
1〜2月の白物家電生産台数は、家庭用冷凍冷蔵庫が2.5%減の1194万台に低迷し、21年5月以降の減少が続いている。一方、家庭用洗濯機は5.0%増の1380万3000台と、21年7月以来の拡大に転じた。ルームエアコンは3.9%増の2925万9000台、12月は3カ月ぶりに減少したが、再び増加している。
1〜2月のカラーテレビ生産台数は1.0%増の2543万1000台で、12月の4.4%増に続いて前年実績を上回った。これまで好調だったパソコンも不振。3.9%減の5856万4000台と19年3月以来の減少に転じている。
奥維雲網(AVC)が調べた店頭家電販売動向によると、1〜2月の販売額はテレビが22.6%減、冷蔵庫が18.4%減、エアコンが7.2%減と振るわなかった。好調な品目は、セパレート式衣類乾燥機の42.7%増、食器洗い機の21.5%増などに限られている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
1〜2月にかけた通信機器類の小売販売額は、4.8%増の1096億9000万人民元に達し、伸びは12月の0.3%を上回った。国内出荷台数は低迷が続いたものの、平均価格の上昇が販売額の増加に貢献したと考えられる。
1〜2月の白物家電生産台数は、家庭用冷凍冷蔵庫が2.5%減の1194万台に低迷し、21年5月以降の減少が続いている。一方、家庭用洗濯機は5.0%増の1380万3000台と、21年7月以来の拡大に転じた。ルームエアコンは3.9%増の2925万9000台、12月は3カ月ぶりに減少したが、再び増加している。
1〜2月のカラーテレビ生産台数は1.0%増の2543万1000台で、12月の4.4%増に続いて前年実績を上回った。これまで好調だったパソコンも不振。3.9%減の5856万4000台と19年3月以来の減少に転じている。
奥維雲網(AVC)が調べた店頭家電販売動向によると、1〜2月の販売額はテレビが22.6%減、冷蔵庫が18.4%減、エアコンが7.2%減と振るわなかった。好調な品目は、セパレート式衣類乾燥機の42.7%増、食器洗い機の21.5%増などに限られている。
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