ニュース 2022/06/10 18:00
中国スマホの露シェア42%に急拡大、アップルなど販売停止で
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】ロシアで今年5月、中国ブランドのスマートフォンが市場シェアを急速に拡大させた。米アップル、韓国サムスン電子などがロシアで新製品の販売を一時停止したことが背景。小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)、OPPO広東移動通信系のRealme(リアルミー)、栄耀(Honor)が合計でシェア42%を占めた。シェアは前年同月の28%から大幅に拡大している。
ロイター通信が9日、ロシアの携帯キャリア最大手、MTSから入手したデータとして報じたもの。サムスンはロシア首位の座を追われ、市場シェアは28→14%に縮小した。アップルのシェアも12→9%に低下している。
MTSによると、ロシアのスマホ販売台数は今年5月に前年同月比で26%減少した。欧米の制裁措置やサプライチェーンの混乱がロシアの消費に深刻な打撃を与えているという。
なお、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、アップルとサムスンはロシアでの新製品販売を停止したが、小売店が在庫を販売することは可能という。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ロイター通信が9日、ロシアの携帯キャリア最大手、MTSから入手したデータとして報じたもの。サムスンはロシア首位の座を追われ、市場シェアは28→14%に縮小した。アップルのシェアも12→9%に低下している。
MTSによると、ロシアのスマホ販売台数は今年5月に前年同月比で26%減少した。欧米の制裁措置やサプライチェーンの混乱がロシアの消費に深刻な打撃を与えているという。
なお、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、アップルとサムスンはロシアでの新製品販売を停止したが、小売店が在庫を販売することは可能という。
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