ニュース 2022/06/30 18:00
中国IPO市場が活況、上期調達は5割増の6.36兆円規模
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】世界の主要取引所で新規株式公開(IPO)が減少する中にあっても、中国では同市場の規模が拡大している。本土A株市場のIPO調達額は今年上半期に3119億3700万人民元(約6兆3640億円)に達し、前年同期比で46%増加した。調達規模で世界トップとなっている。上海証券報が6月30日付で伝えた。
上半期のIPO件数は171件で、前年同期の259件から34.0%減少。ただ、大型IPOが増えたことで全体の調達額は前年を上回った。調達額が100億人民元を超える大型IPOは3件で、それぞれ中国移動(チャイナ・モバイル:600941/SH)の519億8100万人民元、中国海洋石油(CNOOC:600938/SH)の322億9200万人民元、晶科能源(ジンコ・ソーラー:688223/SH)の100億人民元。中国移動や中国海洋石油など、香港に上場する大型企業の重複上場が多かった。
一方、世界全体では今年上半期のIPO調達額が前年同期比で約6割増加。件数も4割以上の落ち込みとなった。ウクライナ情勢やインフレ高進、主要国の金融引き締めが株式市場の重しとなる中で、IPO市場も低迷している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
上半期のIPO件数は171件で、前年同期の259件から34.0%減少。ただ、大型IPOが増えたことで全体の調達額は前年を上回った。調達額が100億人民元を超える大型IPOは3件で、それぞれ中国移動(チャイナ・モバイル:600941/SH)の519億8100万人民元、中国海洋石油(CNOOC:600938/SH)の322億9200万人民元、晶科能源(ジンコ・ソーラー:688223/SH)の100億人民元。中国移動や中国海洋石油など、香港に上場する大型企業の重複上場が多かった。
一方、世界全体では今年上半期のIPO調達額が前年同期比で約6割増加。件数も4割以上の落ち込みとなった。ウクライナ情勢やインフレ高進、主要国の金融引き締めが株式市場の重しとなる中で、IPO市場も低迷している。
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