【亜州ビジネス編集部】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大規模なPCR検査が実施されている中国で、同検査員の需要が拡大している。100万人以上が必要との試算もある状況だ。中信経緯が11日付で伝えた。
　北京や上海、杭州などが相次いで定期的な検査ポイントの増設を計画している。うち杭州は1万カ所の検査ポイントを設置し、全住民に48時間ごとに1回の検査を求める方針。杭州の人口で試算すると、試験場1カ所で約1200人をカバーする形だ。
　試験場で必要とされる人材は、検査スタッフのほか、入力スタッフなどさまざまだ。全国で数百万人規模の需要が発生するとの試算もある。
　なお、検査スタッフの採用基準は高く、臨床医学や看護学の知識を持ち、医師・看護師の資格証明書の保有者であることが条件となっている。


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