【亜州ビジネス編集部】中国でB2B型の越境EC市場が拡大している。中国国際経済交流センターが発表したリポートによると、その市場規模は2025年までに13兆9000億人民元（約268兆円）に達する見通しだ。新型コロナウイルス禍の影響を受け、中国を含む世界の越境EC市場の約8割をB2B型が占めるようになるという。中国新聞網が28日付で伝えた。

　世界のB2B型EC市場は20年に約7兆米ドル（約860兆円）に達し、27年にかけての成長率は年率17.5％に達すると予測されている。また、中国のB2B型越境EC市場は25年に13兆9000億人民元に拡大する見通し。21〜25年の成長率は年率25％となる見込みだ。

　同センターはリポートで、中国の政策や需要の拡大などが奏功し、中国の中小企業が国際的なサプライチェーンに積極的に参加するようになったと分析している。


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