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  ニュース     2021/11/15 18:00

中国:70都市の10月新築住宅相場、値下がり36→52都市に急増 無料記事

 中国の主要70都市のうち、今年10月に前月比で新築住宅価格(中低所得層向けの「保障性住宅」を含む)が上昇した都市は13都市となり、前月の27都市から14都市減少した。半面、下落は36→52都市に増加。横ばいは7→5都市に減少した。国家統計局が15日に報告した。

 10月の値上がり13都市のうち、三亜市(海南省)が0.8%で全国最大の上昇率を記録。これに北京市、銀川市(寧夏回族自治区)の各0.6%、杭州市(浙江省)、西安市(陝西省)の各0.4%などが続いた。一方、値下がりは韶関市(広東省)と石家荘市(河北省)の各1.1%、大理市(雲南省)と瀘州市(四川省)の各0.9%などとなっている。

 前年同月比では56都市が上昇。うち重慶市が8.0%と最大の上昇率を示している。以下、銀川市と広州市(広東省)が各7.9%、済寧市(山東省)が7.6%と続いた。一方、大理市、瀘州市など12都市で下落。桂林市(広西チワン族自治区)、昆明市(雲南省)の2都市で横ばいだった。

 一線都市(北京、上海、広州、深セン)の新築住宅価格は前月比で横ばい(前月も横ばい)。二線都市、三線都市はそれぞれ0.2%、0.3%ずつ下落した(前月は横ばい、0.2%下落)。


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