【亜州ビジネス編集部】中国半導体行業協会（CSIA）は先ごろ、2021年1〜9月の半導体産業販売額について、中国全体で前年同期比16.1％増の6858億6000万人民元（約12兆2200億円）に上ったと発表した。増加率は上半期の15.9％から0.2ポイント加速したという。

　分野別では、IC設計が18.1％増の3111億人民元、製造が21.5％増の1898億1000万人民元、パッケージング・テスティング（封止・検査）が8.1％増の1849億5000万人民元で推移している。

　中国税関の統計によると、今年1〜9月の半導体輸入額は23.7％増の3126億1000万米ドル（約35兆6000億円）。輸入量は23.7％増の4784億2000万個となった。一方、輸出額は33.1％増の1086億2000万米ドル、輸出量は28.4％増の2329億8000万個に拡大している。輸入は上半期に比べてペースが鈍化。輸出の拡大ペースは量が鈍化する半面、金額は拡大した。



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