ニュース 2022/10/14 18:00
中国の「ゼロコロナ」解除、23年下半期の可能性=IMF高官
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】国際通貨基金(IMF)のスティーブン・バーネット中国駐在上級代表は14日、新型コロナウイルスの感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策を中国が解除するのは2023年下半期になるとの見通しを示した。同時に、景気下支えのための追加の金融・財政刺激策を中国に促している。
ブルームバーグ通信のインタビューで述べたもの。バーネット氏は、中国が「ゼロコロナ」政策を解除する条件が来年下半期までに整うとの見方を示した。
IMFは今月11日に発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、中国の2022年GDP(国内総生産)成長率予想を3.2%に下方修正。今年7月時点の予想値(3.3%)から0.1ポイント引き下げている。「ゼロコロナ」政策が景気に影響するほか、不動産市場のリスクが下振れ要因になると指摘した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ブルームバーグ通信のインタビューで述べたもの。バーネット氏は、中国が「ゼロコロナ」政策を解除する条件が来年下半期までに整うとの見方を示した。
IMFは今月11日に発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、中国の2022年GDP(国内総生産)成長率予想を3.2%に下方修正。今年7月時点の予想値(3.3%)から0.1ポイント引き下げている。「ゼロコロナ」政策が景気に影響するほか、不動産市場のリスクが下振れ要因になると指摘した。
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