ニュース 2022/09/29 18:00
中国:ペットフード市場が拡大、2025年に3兆円規模に
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国のペットフード市場は今後も成長を維持し、2025年までに1500億人民元(約3兆円)規模に達する見通しだ。関連する上場企業の株価も大きく上昇している。工人日報が27日付で伝えた。
「2021年中国ペット産業白書」によると、中国都市部の家庭において、ペットとして飼われている猫は5806万匹、犬は5429万匹。ペットブームにより、同産業が本格的な成長期に入ったと白書は指摘している。中でもペットフード分野は、産業全体の中でも成長が突出。ベイン・グローバルコンサルは25年のペットフード市場の規模を1500億人民元と予測した。
一方で株式市場では、ペットフードの主要メーカーである煙台中寵食品(002981/SZ)の株価が大きく上昇している。同社の足元業績は堅調で、2022年6月中間期の売上高は前年同期比26.4%増、純利益も4.8%増となった。
需要の一段の拡大を見込み、増産投資を拡大している企業もある。ネスレ傘下のピュリナは、20年に6億人民元を投じて天津工場のペットフード生産能力を拡大させた。翌21年には2億3000万人民元を追加し、高給ペットフード産業チェーンの構築に着手している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
「2021年中国ペット産業白書」によると、中国都市部の家庭において、ペットとして飼われている猫は5806万匹、犬は5429万匹。ペットブームにより、同産業が本格的な成長期に入ったと白書は指摘している。中でもペットフード分野は、産業全体の中でも成長が突出。ベイン・グローバルコンサルは25年のペットフード市場の規模を1500億人民元と予測した。
一方で株式市場では、ペットフードの主要メーカーである煙台中寵食品(002981/SZ)の株価が大きく上昇している。同社の足元業績は堅調で、2022年6月中間期の売上高は前年同期比26.4%増、純利益も4.8%増となった。
需要の一段の拡大を見込み、増産投資を拡大している企業もある。ネスレ傘下のピュリナは、20年に6億人民元を投じて天津工場のペットフード生産能力を拡大させた。翌21年には2億3000万人民元を追加し、高給ペットフード産業チェーンの構築に着手している。
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