スマートフォン大手、小米集団（シャオミ・コーポレーション：1810/HK）の関係者は19日、同社が最近人員削減を実施したとコメントした。削減は年末期の正常な人員の最適化と組織の簡素化で、削減率は全体の10％に満たないと説明している。中国半導体論壇が19日報じた。
　これは全体の15％の人員を削減したと伝えた、同日付界面新聞の報道の訂正を意図したもの。人員削減の実施自体は認めた。
　界面新聞は、人員削減は携帯電話、インターネット、中国エリアなど多くの部門に及ぶ。中国エリアの個別部門では人員75％、インターネット部門のあるセクションでは40％削減されたなどと報じていた。
　小米は今年第1四半期から第3四半期までの各期利益が28億6000万人民元（約561億円）、20億8000万人民元、21億2000万人民元で推移。50億〜60億人民元水準を保った2021年と比べて大幅に落ち込んでいる。第3四半期売上高は前年同期比11.1％減の425億1000万人民元。出荷台数は同8.4％減の4020万台だった。同期の中国スマホ市場シェアは13％で、前年同期から1ポイント低下した。


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