【亜州ビジネス編集部】電気自動車（EV）向け充電器の総数は、今年6月末時点で前年同期比69.8％増の全国665万2000基に拡大した。うち公共充電器の新設は、6月に40.6％増の6万5000基を数えている。業界団体の中国電動充電基礎設施促進聯盟（ EVCIPA ）がこのほど報告した。

　今年上半期のEV用充電器新設は144万2000基に上る。うち公共充電器は35万1000基、プライベート充電器は109万1000基（前年同期比↑18.6％）に達した。

　公共充電器の設置数が多い10エリアは広東省、江蘇省、浙江省、上海市、湖北省、北京市、山東省、安徽省、河南省、福建省。これらで全国の71.4％を占めた。

　EV充電量の多い10エリアは広東省、江蘇省、河北省、浙江省、四川省、福建省、上海市、陝西省、山東省、河南省の順となっている。主に路線バスと乗用車が利用した。

　6月のEV充電量は全国約29億6000万kWh。前月比で7.8％（2億1000万kWh）、前年同期比で53.4％ずつ拡大した。

　高速道路沿線の充電サービス区は全国5931カ所。これらの駐車区画は2万9009台が収容可能だ。充電器が併設された高速道路沿線の駐車区画は、雲南省、河南省、四川省、広東省の順に多い。


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