【亜州ビジネス編集部】浙江省杭州市のあるインターネット企業が人材募集広告で、「年齢45歳以上に限定」とする条件を提示したことが議論を呼んでいる。若者の「足切り」であり、年齢差別に当たるとの意見も出ている状況だ。銭江晩報が25日付で伝えた。
　この企業は広告で、45歳以上のベテランプログラマーを募集。この年齢層の体力を考慮し、「残業なし」を謳っている。
　この広告についてインターネット上では、「年齢差別だ」との声が一部で上がっている。また、月給1万8000〜2万4000人民元（約36万〜47万円）となっている点について、「社会人20年以上の人材にしては安い」との意見もある。
　しかし会社側はメディアの取材に対し、「プログラミングの実務を若い人に任せ、ベテランに設計や企画を担当してもらうことは、かなり良い事業モデルだと考えている」と回答。経験値の高い人材の応募に期待を寄せているという。


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