自動車業界団体の中国汽車工業協会はこのほど、今年9月の新車販売台数が前年同月比21.3％増の251万9000台に拡大したとの見通しを示した。4カ月連続のプラス成長だが、増加率は前月の32.1％から鈍化する格好だ。前月比では5.7％増加したという。証券時報が6日伝えた。

　1〜9月の累計では、前年同期比3.9％増の1937万9000台を見込んでいる。増加率は1〜8月の1.7％から拡大する見通しだ。

　同協会の最新統計によると、8月の新車販売台数は前年同月比32.1％増の238万3000台。3カ月連続でプラス成長を維持している。1〜8月の累計では、前年同期比1.7％増の1686万台だった。

　なお、同協会は7月の時点で2022年通年の新車販売が前年比3％増の2700万台に達すると予測。うち乗用車は7％増の2300万台、商用車は16％減の400万台を見込んでいる。


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