ニュース 2022/12/07 13:10
中国:退役バッテリー30年に300万トン、違法販売が横行
産業・企業
新エネルギー自動車(NEV)や電動自転車の普及に伴い、中国で退役バッテリーの処理が大きな課題となっている。バッテリーの平均寿命は一般に5〜6年とされ、これまでにNEVで使用されてきたバッテリーのうち、2025年に約42万8000トン分が使用期限を迎える見通しという。30年には同300万トンが予測されている。羊城晩報が6日付で伝えた。
中国では街中の修理工場などで、退役バッテリーが違法に解体され、販売されている例が少なくない。こうした行為は環境汚染につながるだけでなく、安全上の問題につながる恐れも指摘されている。陝西省の地元裁判所はこのほど、退役バッテリーを販売していた男2人に懲役1年8カ月などの刑を言い渡した。環境汚染罪が適用されている。
ある証券会社の調査によると、21年にはNEVに使用されていた約28万9000トンのバッテリーが廃棄されたが、うち正規のリサイクルルートで処分されたものはごくわずかだという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国では街中の修理工場などで、退役バッテリーが違法に解体され、販売されている例が少なくない。こうした行為は環境汚染につながるだけでなく、安全上の問題につながる恐れも指摘されている。陝西省の地元裁判所はこのほど、退役バッテリーを販売していた男2人に懲役1年8カ月などの刑を言い渡した。環境汚染罪が適用されている。
ある証券会社の調査によると、21年にはNEVに使用されていた約28万9000トンのバッテリーが廃棄されたが、うち正規のリサイクルルートで処分されたものはごくわずかだという。
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