【亜州ビジネス編集部】中国の空運旅客数がコロナ前水準を突破した。中国民用航空局（民航局）は16日、今年4月の空輸実績を報告し、空運旅客数が前年同期比537.9％増の延べ5027万5000人に拡大したと発表。前月比では10.0％増加し、月次ベースで2019年同期の94.6％水準まで回復したと説明した。うち国内航路は2019年同期比で3.4％のプラス成長を達成したという。
　貨物・郵便物の空運量は、前年同期比29.5％増の54万5000トンに達した。前月比で1.4％減少したものの、19年同期の90.6％水準まで戻している。
　トンキロベースの空運量は、4月に93億1000万トンキロまで回復した。前年同期比で214.5％、前月比で7.3％ずつ伸びている。19年同期の88.6％水準まで戻した。


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