中国の求人求職サイト、智聯招聘がこのほど発表したリポートによると、今年1〜7月かけた仮想空間技術「メタバース」に関連する求人月給は、平均1万8515人民元（約37万7200円）と高額に推移した。求人件数も前年同期比で16.6％増加している。21世紀経済報道が27日付で伝えた。

　メタバース関連の中で最も求人が多かった分野は仮想現実（VR）・拡張現実（AR）で、全体の57.5％を占めている。2位はSNS関連で32.7％。ほかにゲーム、バーチャルヒューマンなどに関する求人があった。

　地域別でメタバース関連の求人が最も多かったのは北京市で、全体の21.9％。2位は上海市で11.4％、3位は広東省深セン市で9.3％だった。ほかに、湖北省武漢市と浙江省杭州市でも引き合いが増えている。



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